滋賀県栗東市で襖(ふすま)の張り替えを施工納品させて頂きました。
栗東市で襖(ふすま)の張り替えを施工納品させて頂きました。
全体に茶色く変色しております。
それよりも、施主様が気にしておられたのは
立て付け(すきま)です。
尺貫法のモノサシで申し訳ないです。
約24ミリ、上のほうが開いています。
写真で分かりますでしょうか?
襖の高さが足りず、外れかかっています。
襖の高さが縮むて事は有り得ないので
鴨居か敷居がなんらかの原因で狂ったのだと思われます。
本来であれば新調をオススメしたい所なのですが
ご予算の問題もあり、張り替え時に下地内部で調整する事にしました。
フチを外し、上張りをめくります。
「3タス」なんて書いてあるのは
「3分(9ミリ)足す」っていう自分の覚書です。
足した部分をこのような機械でななめに切っったりして
形を整えていきます。
完成図です。
外れそうなのも解消しましたし
開け閉めもスムーズです。
立て付けもきっちり合いました。
このように、襖の下地内部で立て付け等を調整出来ることもあります。
「こともあります」というのは
下地の状態にもよりますし
立て付けの程度にもよります。
よろしくお願いします。