滋賀県日野町ふるさと再発見ウォーキング 2015 その8
雨引神社(あまびきじんじゃ)
雨引神社は木津に鎮座しており、祭神は大雷神です。
創始の年代は不明ですが、木津の地名と雨引神社の社名より
平安時代と推定されます。
藤原時代では、綿向山一帯が藤原氏の領地となり、
山中の材木を日野川から琵琶湖に流し京都へ運びました。
木津の名は、木の集まる地の意味です。
材木を多く流すには、大雨を必要とするため
この地に雨引の神を祀り雨が降ることを神に祈ったのでしょう。
雨引神社のすぐ近くに、御代参街道の立て札があります。
御代参街道(ごだいさんかいどう)
この道が旧御代参街道です。
五個荘小幡から八日市を経由して
石原から内池を通り上野田の伊勢街道から木津、寺尻を経て
鎌掛を通り甲賀市の土山へと通じている街道です。
この街道は「東海道脇街道北国越安土道」と呼ばれていましたが
のちに「東海道脇街道北国街道」と正式名が付けられている
当時は大切な街道だっだそうです。
のどかな田舎道が続きます。
つづく