滋賀県日野町ふるさと再発見ウォーキング 2015 その7
至心山即往寺(ししんざんそくおうじ)
永生17年(1520)本願寺第九世実如上人に帰依して一宇を建て
念仏道場として木津村惣道場としました。
元禄8年(1695)9月3日第六世宗珍の時、木念寺号を許され即往寺となりました。
宝暦11年(1761)第八世宗悦のとき現在の本堂を再建しましたが
240年も経過したので、平成10年より修復工事にかかり翌年11月に完成しました。
木津薬師堂と古塔
この薬師堂は野田村(日田)との村境に古くはあったと伝えられ
木津村が南の丘陵裾からこの地に移った17世紀頃に現在地へ移されたものと考えられる。
地蔵堂の前にある宝篋印塔(ほうきょういんとう)は
南北朝時代の康暦元年(1379)4月28日の刻銘があり
町の重要文化財に指定され中世の石造美術品である。
寺尻村安土にあった朝日寺の古塔とも言われており
村では火伏せの塔として古くから大切に保存されてきました。
滋賀県蒲生郡日野町木津189
つづく